平成18年9月に公表された国税庁統計データの一つに「民間給与実態統計
調査結果の概要」がある。これによると
1 平成17年12月31日現在の給与所得者数は約5300万人
2 17年中に民間企業が支払った給与総額は約201兆円
3 源泉徴収された所得税額は約9兆円
4 1年を通じて勤務した給与所得者数は約4500万人
男性が約2800万人、女性が1700万人
5 男性の平均給与額が男性538万円、女性は273万円
6 給与手当と賞与の割合は
男性が給与手当452万円 賞与86万円(賞与割合19%)
女性が給与手当235万円 賞与38万円(賞与割合16%)
7 給与階級分布では
男性が300万超〜400万円以下の者が全体の17.8%
女性は100万超〜200万円以下の者が全体の26.1%
以上は民間全体の平均値であるが、次に、事業所規模別で見ると男性の場合
従業員数 給与手当(千円) 賞与(千円) 給与総額(千円) 賞与割合(%)
1〜9人 4192 259 4451 6.2
10〜29 4455 436 4891 9.8
30〜99 4267 645 4912 15.1
100〜499 4398 984 5381 22.4
・・・・
5000人以上 5478 1811 7289 33.1
女性の場合
1〜9人 2297 206 2503 9.0
10〜29 2429 309 2738 12.7
30〜99 2337 354 2691 15.1
・・・・
5000人以上 2215 457 2672 20.6
男性の場合、中小企業と大企業では毎月の給与支給は2〜3割の差が生じるが、賞与支給に至っては5000人以上の事業所の賞与に対して1〜9人の事業所の賞与の割合は14%、10〜29人の事業所では24%と極端に少ない。景気の回復で大企業の業績が急回復したものの、中小企業では依然と厳しい状況にあることが伺える。しかし一方、利益分配を賞与でと考える中小企業経営者が少ないことも一因ではないか。
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