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WEEKLY REPORT 名南経営センターグループ代表 佐藤  澄男
重要な"人"問題への対応

2006/12/08


「思うように人を採ることできない。」採用難の厳しさは日々増していることを実感します。このような時に企業は何をすべきでしょうか?



 厚生労働省から求人倍率情報が公表されている。大卒・高卒ともに、10年近く1.3倍程度で推移していた求人倍率が、平成18年3月卒では1.6倍を超えている。19年度は1.9倍にまで上がっているといわれており、20年度には、バブル期に匹敵する2倍越えは確実と思われる。

 このような状況の中、特に中堅・中小企業においては、大企業の旺盛な採用意欲にも押され、採用予定数の半分にも満たない企業が続出しているという。

 同様に、中途やパート、更には派遣社員の受入もままならなくなってきており、好景気に後押しされた人材ニーズの向上と相まって、必要人員が確保できない企業が確実に増えている。

 このような状況では、何より教育が重要だ。数が足りなければ、現有戦力の能力向上を図るしかない。特に、好況期に入社してくる人材は、不況期に入社する者と比較して、がむしゃら度合いが低く、より一層、教育による徹底した即戦力化が求められる。

  一方で、このような採用状況は現場には伝わりにくく、採用への不満となりやすい。採用難の時代には、このギャップを埋め、実際の教育担当者である各現場の長に、「育てるしかない」という強い覚悟と意欲を持たせる啓蒙が肝要である。

  また、バブル期に見られたような「採用難=人件費アップ」の傾向は今のところ見受けられないが、注視しておく必要はあろう。

  いずれにせよ、ここ数年は"人"に関わる相談がより一層増える事は間違いないと思われる。"人"問題への定見を持ち、相談ニーズに適切に対応するよう心がけたい。

 


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