大阪に本拠を置く東証一部上場のラウンドワンの杉野社長の話を聞く機会があった。
ラウンドワンの事業のスタートはボーリング場の経営である。ボーリング場と聞くと、過去の全盛期を知る人からすると「まだ、そんな場所あったか」「寂れた古いボーリング場ならあるな・・」といった感想の方が多いと思う。ラウンドワンは現在、全国73店舗を運営し、ボーリング場以外にカラオケ、ビリヤード、ダーツ、スポッチャ(40種類程度の軽スポーツが楽しめる場)等の複合施設である。
杉野社長曰く「当社は接客サービス業である。社員の行う業務を大きく分類すると4つに分かれる。その業務に優先順位を設定し。遵守させている。」通常、接客サービス業でいう業務の優先順位は、大半の人は
1 接客応対マナー
2 集客の為の各種企画
3 人気のある新しい設備の更新
4 プレーして楽しく遊んでもらうこと
といった順序をつけるが、当社での優先順位はこの逆であると言う。ボーリングを目的に来場する人は、スムーズにプレーできることを望んでおり、それは隣のレーンに好ましくない人がいれば不快に思うし、又、度々機械が故障すればスムーズなプレーの妨げになる。スムーズにプレーできることが前提にあって最新機種が備えてあって、参加できるイベントがあり、店員の応対が気持ちよければお客様は地域を越えて当社に遊びに来てくれる。その意味で非常に地味な活動、社員教育が重要である・・と説いた。
会計事務所業務の優先順位をつけるとすれば、正しい決算、月次試算表の早期提出が最優先業務ということになるのであろう。
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