「ガイアの夜明け」を見ていたら、深夜ビジネスの成功企業としてTTNコーポレーション(大阪)という畳屋さんの事例が放映されていた。畳の市場は最盛期からすると1/4の規模まで縮小しているが、この会社は畳専業で年商22億円だそうだ。テレビで紹介されたケースは飲食店やホテルに営業を仕掛け、飲食店の閉店時刻に「汚れたり、タバコの不始末跡」の畳を引き取り、明朝の開店時刻には張り替えた畳を納品するサービスである。まさに深夜のビジネスである。この会社の畳工場は24時間稼動で年間30万畳の生産量を誇っている。
・ 畳という衰退商品を扱っている
・ 職人仕事でマンパワーにも限度がある
・ 顧客である飲食店やホテルも畳の張替えの為に休業や早期閉店の余裕はない
・ 廃業が相次ぎ、張替えを依頼できるところが少ない
こうした経営環境が「深夜の畳張替え」というサービスを生み出し、新規の需要も引き出している好例である。
考えるに、会計事務所の置かれている経営環境も
・ 特色を出しにくいサービスを扱っている
・ 品質、価格も顧客からすると解りにくいサービスと言える
・ マンパワーへの依存度が相当高い
と言える。
24時間、顧客の経営者が必要としたときに、「何時でも、どこでも、現在・過去問わず」会計事務所から会計データ、経営データを提供できる体制が実現できたらこの深夜ビジネスの成功例のような市場が生まれるかもしれない。プロダクトアウトからマーケットインへの転換の必要性を感じた放映であった。
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