名南経営センターグループ 企業の成長・発展をトータルにサポートします 会員専用サイト マイコモン・ドット・コム
法人のお客様 医療機関のお客様 個人・相続のお客様
サービス案内 経営コラム・レポート セミナー情報 メールマガジン 出版物 パブリシティ 採用 募集 リクルート 会社概要
佐藤澄男WeekulyReport
影山勝行経営フォーラム
財務救助犬の部屋
経営ワンポイント情報
人事労務情報
資産税情報

中小・中堅企業 経営のために厳選した最新情報やコラム、セミナー案内をお送りするメールマガジンです。登録はこちらから。

関連サービス紹介
経営のアドバイスをしてくれる税務顧問を依頼したい。

納得性の高い人事評価制度を作り、社員を活性化したい。

就業規則等の整備を通じ、実効性の高い労務管理制度を構築したい。

退職金制度の見直しを行いたい
投後継者・経営幹部・中間管理職者に、社員の管理・監督者としての意識をより強く認識してもらうための研修を受けさせたい。

 

人財力育成カリキュラム「名南ビジネスカレッジ」


経営コラム・レポート

TOP 経営コラム・レポートTOP 財務救助犬の部屋 一覧 財務救助犬の部屋2006/10/19



財務救助犬の部屋
実体バランスの正しい作られ方?
2006/10/19

銀行は融資先の総資産額を決算書の額から健全ではない資産を除いて診ています。その際に、その資産の健全性について誤解されていると評価・格付けで損をします。



 「債務超過の解消に何年かかりますか?経営改善計画を作って説明して下 さい」。金融機関の担当者は債務超過と決めつけるけれど、決算書の自己資本はプラス。しかも、期間損益は黒字なのに・・・などと悶々としていらっしゃる方。早急に、担当者に「何故だ?」とお尋ねになるべきです。本来は、「債務超過」と判断するに至った経緯について、金融機関が十分説明すべきなのでしょう。しかし、一方的に結論のみ伝えることも無いわけではありません。

 金融機関は提出された決算書を鵜呑みにはしません。資産に計上されている勘定科目について、細かく精査します。この過程で「健全ではない」と判断された項目は、どんどん資産から除外されていきます。こういった作業を経て作成された貸借対照表が「実体バランス」です。金融機関にとって取引先の実態を把握するために必要不可欠なツールなのです。

 ところで、勘定科目明細はすべて提出されておられるのでしょうか。金融機関では、資産勘定に計上された各項目について、換金性に問題がないことが確認できなければ、「健全な資産」とは見なしません。とくに未収入金、有価証券、貸付金、投資勘定などは常に健全性を疑われる科目と言っても過言ではないでしょう。換金が難しいと判断されれば、間違いなく資産勘定から除外されてしまいます。「疑わしきは資産と見なさない」。金融機関では常識です。

 ひと昔前までは、「ほかの銀行にも出していないから」と勘定科目明細の提出を拒否する企業はたくさん見受けられました。しかし金融機関の不良債権処理が進むなかで、企業側は情報を開示することの大切さについて身を持って知らされることになります。「疑わしきは不良債権」。監督官庁の金融機関に対する資産査定が厳しく行われるなかで、結果的に企業の情報開示は進みました。「不良債権」のレッテルを貼られ、資金調達に行き詰って、本当に不良債権化してしまう危険から逃れるためです。

 「実体債務超過」でないのなら、今すぐ勘定科目明細をお持ちになって金融機関の納得が得られるまで根気よく説明しなければなりません。例えば、回収が長期化している貸付金でも、定期的に返済を受けている事実についてエビデンスを示して伝えることで、健全な資産と判断されることもあるからです。

 実体バランスの作成は、むしろ金融機関との共同作業とお考えになるべきかも知れません。




バックナンバーへ

お問い合わせ
サイトマップ
愛知県名古屋市熱田区 名南経営センターグループ