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<若手社員の状況>
今年8月に厚生労働省から「平成17年企業における若年者雇用実態調査結果の概況」(*)が発表されました。それによると、在籍する社員全体に占める若手社員(ここでは30歳未満の人をいう)の割合は平均で22.1%、99人以下の企業では20.4%と割合が低くなっています。ただし、今後3年間に若手社員を採用する方針である企業は80%以上になっており、若手社員を望む企業が多いことがわかります。
90年代半ばから新卒採用を控える企業が増え、社員の年齢構成に偏りがみられる企業も多いと思われます。こうした偏りの解消のためにも、今後若手社員の採用に動く企業は今後も増えるものと思われます。
<若手社員の定着状況と定着のための施策>
採用も大切ですが、採用した若手社員が自社に定着することがより大切です。上記調査によれば、調査対象企業のうち、若手社員の定着率が向上していると回答した企業は25.8%、低下していると回答した企業は15.7%と、向上している企業が多くなっています。また、企業規模に関係なく、若手社員の定着率向上に役立つ施策として以下の3つが挙げられています。
本人の能力・適性に合った配置
職場での意思疎通の向上
教育訓練の実施・援助
企業の業績と社員の定着率は深い関係にあるといわれます。若手社員が定着し一日も早く戦力として機能すれば、企業の力も向上していきます。上記3つの取り組みは、社員さんの年齢に関係なく定着のために効果的だと思われます。自社に欠けていると思われているものがあれば、ぜひ取り組んでみてはいかがでしょうか。
最後に2006年版中小企業白書(*2)から、中小企業の若手社員定着率向上への取組例を紹介いたします。
◇採用時に人材育成方針や自社の考えを明確に伝え、共感した者のみを採用。
⇒定着率向上の寄与している。
◇外部研修参加費用は全て企業負担。研修参加日の日常業務は免除など
手厚い援助を実施。
⇒定着率向上に役立っている。
◇内定者に毎週研修を実施。入社1年目から裁量労働制を取り入れ自分で
仕事を創る環境を作る。
⇒社員による定期的なディスカッションの実施など、様々な取組の実施に
よって定着率を向上させている。
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(*1)17年10月に行われた、常用労働者30名以上を雇用する民間企業に対する無作為抽出調査。対象企業数7519、有効回答数3911(有効回答率52.0%)となっています。詳細は以下の厚生労働省のサイトを参照ください。 http://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/keitai/05/index.html
(*2)中小企業白書の詳細は以下の中小企業庁のサイトを参照ください。 http://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/index.html
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