<戦略の有無が集客力に影響する>
3月14日に経済産業省が発表した「先進99地域の取り組みに学ぶ『観光・集客力向上の手引き』〜データーからみた集客拡大に向けた10の秘訣〜 について」(*1)によると、集客力の向上に成功している観光地の「10の成功の秘訣」の第1として、「戦略がある地域はない地域より集客力が高い」というものがありました。上記発表によると、「観光関係の計画策定といった戦略のある地域の集客力は、戦略がない地域の集客力を上回っている」のだそうです。参考までにこの10の成功の秘訣を紹介します。
1.戦略がある地域は、ない地域より集客力が高い。
2.リーダーが存在する地域のうち、リーダーを支えるグループがある地域
は、支えるグループがない地域より集客力が高い。
3.観光・集客資源の評価を行っている地域は、
実施していない地域より集客力が高い。
4.差別化に取り組んでいる地域は、
取り組んでいない地域より集客力が高い。
5.地域住民にとって住みよいまちづくりの視点で観光・集客環境の整備に
取り組んでいる地域は、取り組んでいない地域より集客力が高い。
6.観光・集客資源間の連携がある地域は、
連携がない地域より集客力が高い。
7.戦略的な取り組みを長期間継続している地域は、
継続していない地域より集客力が高い。
8.地域全体を一つの魅力的な観光・集客商品としてアピールする中間支援
機能を有する地域は、ない地域より集客力が高い。
9.観光・集客サービスの質の維持に取り組んでいる地域は、
取り組んでいない地域より集客力が高い。
10.地域としてプロモーションに関する方針を有し実施している地域は、
方針を有しないでプロモーションを実施している地域より集客力が高い。
第1の戦略の有無だけでなく、どれも企業にとって取り組むべきことだといえるのではないでしょうか。
<戦略と計画の必要性>
企業の戦略に基づいた具体的な行動策が経営計画です。戦略がなければ経営計画もありません。一方、戦略があっても経営計画のない企業もあるでしょう。こうした企業では戦略を計画に落とし込めていない分、具体的な行動に結びつかないといえます。企業にとって戦略や計画は必要なものだといえます。
ただ、中小企業庁の調査結果(*2)から、経営計画を策定していない中小企業の割合が増加しているという傾向がみられます。策定していない理由については、「人手がいない(足りない)ので作成しない」という理由もありますが、最も多いのは「そこまでする理由がない」というものです。
中小企業を取り巻く環境は一段と厳しさを増してきています。戦略や計画のない企業が生き残るのは更に難しくなったともいえます。市場で生き残るためにも、指針となる自社の経営戦略や経営計画の策定や見直しを行ってみてはいかがでしょうか。
弊社では経営戦略の立案や経営計画の策定などの支援を行っています。興味をお持ちの方は弊社グループサイトをご覧下さい。
http://www.meinan.net/
(*1)「先進99地域の取り組みに学ぶ『観光・集客力向上の手引き』〜データーからみた集客拡大に向けた10の秘訣〜 について」によると、観光地での集客力向上
http://www.meti.go.jp/press/20080314002/20080314002.html
(*2)「会計処理・財務情報開示に関する中小企業経営者の意識アンケート調査結果」の過去3年分の結果より。建設業、製造業、運輸・倉庫・運輸業、卸売業、小売業、飲食業、不動産業、サービス業の中小企業を対象に行われた調査。平成19年は2〜3月に実施。回答数は4272件となっています。過去の調査結果もあわせて詳細は以下の中小企業庁のサイトをご覧下さい。
http://www.chusho.meti.go.jp/zaimu/kaikei/index.html
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