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今後も重要な労働力となる高齢者
2008/09/25

少子高齢化が進展し人口がマイナス成長となった日本では、今後さらに高齢者が重要な労働力となります。ところで現在、65歳以上の高齢者の方で雇用されている人がどの位いるか、ご存知ですか。



<増加する高齢雇用者と雇用形態>

 9月15日の敬老の日にちなんで発表された総務省のデータ(*1:「労働力調査のまとめ」)によると、高齢雇用者(65歳以上の雇用者)は2007年時点で287万人に達するのだそうです。07年の雇用者全体が5561万人ですから、全体の5.1%が65歳以上ということになります。「労働力調査」から高齢雇用者数の推移を雇用の種類別にみると、以下の通りです(単位:万人)。

     全体   役員 正規の職員・従業員  非正規の職員・従業員
 03年 233  75    58          99
 04年 220  74    50          96
 05年 236  76    52         108
 06年 261  79    60         122
 07年 287  78    68         140

 高齢雇用者はパートや嘱託といった「非正規の職員・従業員」が多くなっています。05年以降については、「正規の職員・従業員」の2倍以上の数になっています。なお調査結果の詳細をみると、「非正規の職員・従業員」の中ではパートとしての雇用が最も多く、次いで、契約社員・嘱託、アルバイトの順になっています。

 中小企業庁の「2006年版中小企業白書」によれば、年齢が高いほど従業員規模が小さい企業で働いている割合が高いということですが、こうした企業の高齢雇用者の中には、第一線で活躍されている方も多いことでしょう。


<高齢者雇用のメリット>

 高年齢雇用安定法の改正により、企業の高齢者雇用が進んでいます。企業が高齢者を雇用するメリットとして、その人の長年の経験に裏付けられた技術や営業上のネットワークなど、企業にとって役立つ能力やノウハウを高齢者が持っているという点が挙げられます。

 また、厚生労働省の調査によると人材教育がなかなか実行できない理由として、指導する人材の不足を挙げる企業が多いという結果も出ています。高齢者に技術やノウハウを若手社員へ継承していく講師としての役割を担ってもらうことも可能です。

 さらに、高齢者の雇用に関しては一定の条件を満たすことで需給が可能な補助金や助成金制度もあります(*2)。

 国立社会保障・人口問題研究所の試算によれば、若年人口は減少していく一方、65歳以上の人口は今後30年ほど増加を続けます。そのため高齢雇用者についても、今後も増えていくことは間違いないでしょう。高齢者雇用の必要のない企業であっても、今後のために検討されてはいかがでしょうか。

 弊社では人事労務や人材教育などに関する様々なご支援を行っています。お問い合わせ等は弊グループサイトよりお願いいたします。
http://www.meinan.net/

(*1)労働力調査の詳細は以下の総務省統計局のサイトを参照ください。
http://www.stat.go.jp/data/roudou/index.htm

(*2)独立行政法人高齢・障害者雇用支援機構では、高齢者雇用に関する助成金をはじめ様々な情報が掲載されています。詳細は以下のサイトをご覧ください。
http://www.jeed.or.jp/


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