M&Aは成約に至るまでに様々な契約をします。成約に至る過程及び成約後のリスク・トラブルを回避するためには、適切なタイミングで必要な契約を締結する必要があります。
1)秘密保持契約(譲渡者と仲介者の契約)
譲渡者及び仲介者が双方から提供される情報を第三者に漏洩しないことを
約する契約です。M&Aは経営戦略の根幹に関わるものであり、最終契約
に至る過程は秘密裏に進められるケースが一般的です。
2)アドバイザリー契約(譲渡者と仲介者の契約)
譲渡者が仲介者に対してアドバイザリー業務を委託する契約です。委託す
る業務内容やアドバイザーに対する報酬等に関する契約であり、原則、
専任契約(他の仲介者と同様の契約をすることは禁止)です。
3)秘密保持契約(譲受者と仲介者の契約)
譲受者及び仲介者が双方から提供される情報を第三者に漏洩しないことを
約する契約です。
4)アドバイザリー契約(譲受者と仲介者の契約)
譲受者が仲介者に対してアドバイザリー業務を委託する契約です。
5)基本合意契約(譲渡者と譲受者の契約)
譲渡者と譲受者が、これまでの交渉過程において合意した様々な条件と
内容を確認する契約です。
6)最終合意契約(譲渡者と譲受者の契約)
譲渡者と譲受者が、最終的にM&Aに関する全ての条件において合意した
場合に締結する契約のことです。
次回以降、それぞれの契約について詳しく説明していきます。
(名南通信2008年1月号より)
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