原油高や物価高などの影響から、景気が後退局面に入ろうとしています。
景気対策を優先し、政府が目標としているプライマリーバランス(基礎的財政収支)の黒字化先送りが与党内で議論されています。現在、政府は2011年度までにプライマリーバランスの黒字化を目標としています。
プライマリーバランスとは、国債発行による歳入(収入)と国債の利払いと償還費による歳出(支出)を除いた国の収入と支出のバランスのことをいいます。
平成20年度のプライマリーバランスは5兆1900億円の赤字となっています。これは、社会保障や公共事業等に要する支出(一般歳出)が税収等の収入(歳入)よりも大きくなっており、新たに国債による収入を充てている状態になります。
国債は借金ですから返さなければならないものです。現在の生活を続けるために更に借金をしているともいえます。将来へのつけを回さず、財政の健全化を図るためには、プライマリーバランスの黒字化は重要な意味を持つと考えます。
(名南通信2008年10月号より)
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