危機が世界中に連鎖し、世界株式市場はブラックマンデー以来の大暴落となり、金融市場にとってまさに激動の年となりました。世界経済の動向はいまだに楽観視できず、不安を抱えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
しかし、こんなときだからこそ、改めてご自身の資産運用について考える良い機会ではないでしょうか。
1.市場の変動に一喜一憂しないで、冷静な判断を心がける。
パニックに陥り、慌てて保有資産を売却する「狼狽売り」は避けましょう。
2.ご自身の投資スタンスを改めて確認する。
資産運用を始めたきっかけ、ご自身の年齢、ライフプラン、収入などの状況、リスクに対する考え方などを再確認し、保有資産の構成を見直してみましょう。
3.保有する商品の内容や運用状況を十分理解する。
なぜその商品を購入したのか、どのようなリスクがあるのか、他の商品とのバランスなどを確認しましょう。また、運用会社が発行するレポートなどで過去の運用状況も確認しておきましょう。
4.リスクを抑えるために有効な、
「分散投資」や「長期投資」の重要性を再認識する。
投資対象(株・債券・商品・不動産など)、国や地域、通貨など、さまざまな分散を心がけることによりリスクを抑えられます。
また、投資の世界では短期の相場の変動は付き物です。少なくとも三〜五年先を見据えた長期の姿勢で運用を捉えましょう。
市場の変動が激しい時期や下落局面では、特に多くの情報を収集し、それらを冷静に分析することも大切です。そして何より重要なのは、どんな状況下においても、ご自身の投資スタンスを再確認しそれを守っていくことではないでしょうか。
(名南通信2009年2月号より)
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