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マスコミなどでよく謳われている景気の回復。最近は日々の生活の中でもそれを実感する事があります。経営環境の変化は明らかになってきました。
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このところ、「景気回復がいよいよ軌道に乗った」と言われるようになりました。これを裏付ける事実として、企業の人手不足の問題が生じてきています。
万博終了後はパート等の需給が緩むであろうという大方の予想がありましたが、各企業の旺盛な求人の状況から見ても、万博が終わった後もそのまま人手不足が引っ張られてきていることが分かります。
先日近所のレストランに昼食に出かけました。外から中をのぞいたところ空席もあったので「すぐに食べることができるであろう」と店に入ったのですが、30分も待たされてしまいました。どうやら店の大きさに比して従業員が少ないようで、満席にするとサービスが間に合わないので、空席を出したまま入り口で待たせるということが起きてしまっているようです。結局その店の場合、最後の会計の段階でもレジ台の従業員が接客サービス兼用なのですぐ対応ができず、会計を済ますのに数分待たされる状況でした。
また、最近お会いしたリース業の社長の話では、受注があってもリース用製品が間に合わず、みすみす機会損失をしてしまっているとのことでした。
これらの現象を見ていると、長らく続いた供給過剰の時代はもはや昔話となっていることを感じます。経営のやり方そのものも、一昨年までのデフレと人余りの状況化での発想ではなく、根本的に視点を変えていかなければならない状況に突入しているのではないでしょうか。早め早めにインフラを整備し、物資材料を手当てし、仕入れルートその他についても神経を使い、物流供給も新調していく等、供給過剰時代とは逆のことを手がけていかなければならない時に来ています。
商品市況も右肩上がりです。消費者物価指数も騰勢に転じましたが、先手先手のひずみを埋めていく経営者の先見力が、企業の明日の利益を生むのではないでしょうか。適時適時に「攻め」の姿勢が求められる時代です。
名南経営センターグループ 代表
税理士・不動産鑑定士・CFP 佐藤澄男
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