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定年退職後の第2の人生を豊かなものにするために、年をとったら新しい人間関係を積極的に作ることをお奨めします。
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先日、慶應義塾大学教授の清家篤氏の話を聞く機会がありました。
氏はその中で、「年をとったら新しい人間関係を作ろう」ということを提言されました。
人にはいろいろな出会いの「縁」があります。血縁、地縁、学縁、職縁などさまざまですが、血縁はさておき、地域での人間関係、特に幼い頃の人間関係は時間とともに薄れることも多いのが現実です。
例えば学校で得た友である学縁も、一定の範囲で留まってしまいます。
職縁は、就職してからの長い職場生活で起こる人間関係で、壮年時代のほとんどを占めることになりますが、その仕事から離れたらその縁はたいていの場合切れてしまいます。仕事人間であればあるほど、自分の中に「職縁」の占める割合が多く、定年等で仕事を離れた途端に自分の身の回りの人間関係が一挙に狭まったというのは、多くの人が経験されています。
今は60代で定年をを迎える人が多いですが、その先の人生はまだ何十年とあります。この何十年という人生を豊かに過ごすために、学縁でも職縁でも、学校や仕事という場面を超え、自然にできた関係としてそれなりの輪を広げることが大切です。
第二の人生での人間関係は、そのまま疎遠にして放置しておくと、狭まっていく一方です。むしろ年をとってからの方が、積極的に新しい人間関係を構築していかなければならないと、自分自身の経験からも実感しています。
毎日家でごろごろして、夫人から「濡れ落ち葉」と言われるようでは、第二の人生は暗いものになってしまいます。逆にいろいろなことに積極的になれば、自ずと幅広い情報が手に入ってきます。きっかけが掴めない時には、例えばカルチャーセンターに出かけてみる等の挑戦をすることで、新たな人間関係も生み出せるのではないでしょうか。
いずれにしても、氏の言葉は、私にとって非常に納得のできる重い言葉でした。
名南経営センターグループ 代表
税理士・不動産鑑定士・CFP 佐藤澄男
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