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日本人の平均寿命はまだ増加傾向にありますが、一方で本当に活躍できる平均年齢は何歳なのでしょうか?ある方法で調べたら面白と思います。
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厚生労働省の簡易生命表が発表され、日本人の2005年の平均寿命が男性で78.53歳、女性で85.49歳と、男女とも6年ぶりに前年を下回ったことが明らかになりました。原因として、インフルエンザの流行による死者数の増加が挙げられています。
厚生労働省は今回の結果について、「(インフルエンザという)特殊要因による順位の変動はあったが、平均寿命は延びている傾向に変わりはない」と見解を発表しています。2006年7月26日付けの中日新聞の報道によると、「日本人の平均寿命は厚労省が統計を取り始めた1949年以来延び続け、(中略)平成になってから、男女ともに前年を下回ったのは阪神大震災が起きた95年と、今回同様にインフルエンザが流行した99年だけとなっている。」とされています。
男性の立場からすると、男女の平均寿命の差が6.96歳もあることがいささか気になりますが、現実に周囲を見渡すと、この平均寿命を超えた年齢で活躍している男性が多いのも事実です。
今回は寿命についての調査結果でしたが、「健康な形で活躍できる年齢は平均的に何歳までか」となると、この平均寿命の年齢を大きく下回るのではないでしょうか。誰もが健康な状態で天寿を全うしたいと願っていますが、人生の最後まで健康でいることはなかなか難しいことです。人生の終着期になっても自身の肉体的機能が十分に果たしている状態こそが「寿命」という意味があります。これが果たせないとなると、それ以上生きながらえることが果たして良いのかどうか、疑問に思うこともあります。
私はかねてから、60歳以上の年齢は3つに分けられると考えています。それは、戸籍年齢、肉体年齢、精神年齢の3つです。肉体年齢はいわば「健康年齢」、精神年齢は「思考力や判断力の年齢」です。実際、戸籍年齢だけでその人を捉えると、肉体年齢や精神年齢との差の大きさが甚だしいことに気づくことも多々あります。
そこで、60歳以上の年齢については、戸籍年齢、肉体年齢、精神年齢の3つの平均、つまり【(戸籍年齢+肉体年齢+精神年齢)÷3】を算出し、これを「擬似年齢」という形でそれぞれの人の年齢を表現してみたら面白いのではないかと興味を持っています。
具体的に計算したことはありませんが、一見して戸籍年齢よりも若く見られるような人は肉体年齢の進みは遅いでしょうし、いつまでも若々しいシャープな考え方を持っている人は精神年齢も若さを保っていることと思います。
平均寿命は高いほうがベターとされますが、この場合の「擬似年齢」は低いほうがベターとなります。総合判定表を作成し、60歳以上皆で統計を取ってみると、面白い数値が出てくるのではないでしょうか。
名南経営センターグループ 代表
税理士・不動産鑑定士・CFP 佐藤澄男