 |
 |
昔はアニメの中でしか存在しなかった人間型ロボット。二足歩行もなんのその、最近ではダンスなどの複雑な動きや会話なども可能になり随分進化を遂げました。
|
2006年7月31日付けの日経新聞「人口減と生きる」という記事の中で、ロボットの活躍事例がいくつか取り上げられていました。
ある会社では、最新鋭の機械に金型職人の技を移植しようと取り組んでいます。日本の金型技術はトップ水準と言われています。しかしこの技術を支える職人達は多くが団塊の世代で、後10年もすれば熟練技術者はほとんどいなくなってしまいます。そこで、「経験豊かな職人が働いている今なら、まだ間に合う」と、製造業を原点から再構築することに取り組んでいるそうです。
別の面白い事例では、名古屋市北区の診療所「なごやかこどもクリニック」が紹介されています。順番待ちの待合室には身長50センチのロボットが設置されています。このロボットは5歳児程度の会話ができ、リクエストに応じて歌も歌います。子供達の待ち時間の遊び相手として、名古屋の人材派遣会社ピープルスタッフが人の代わりに派遣したロボットだそうです。
人間が人間としての存在感を示すことは重要ですが、ロボット技術の進歩がどんどん人間に近づいていることは無視できません。
以前あるスナックで、ホステスの対応に不満を漏らしていたお客が、「そのうち君達の代わりに人造美女がどんどん出てきて、君達の及ばない美貌とサービスをしてくれるようになるさ」と言っていたことを思い出しました。もてない中年おじさんのひがみとも思える発言ですが、対応を嫌がる若い女の子ではなく、人造美女がしっかりサービスをしてくれるのであれば、それはそれでおじさんたちの満足度が満たされるということもあるのかもしれません。今から思うと、意外とこれも夢ではないとさえ思えてきます。
ロボット技術は、日進月歩で確実に向上しています。高齢化社会になり、高齢者の癒しの問題でも、このような擬人化ロボット達が開発され、世界で活用されるという流れになっていくのではないでしょうか。
人口減少を補ってくれるパートナーとして、ロボット技術が正しく幅広く活用されるよう、注目しています。
名南経営センターグループ 代表
税理士・不動産鑑定士・CFP 佐藤澄男