 |
 |
超資産保全の条件とは?各金融商品の特徴は? |
今回は、資産保全の条件を満たす商品の検討をしていきます。
―――――――――――――――――――――――
@インフレに負けないリターンがあること
Aリターンのブレが小さいもの
B金融機関の倒産リスクを回避できるもの
Cある程度の流動性・換金性を有しているもの
―――――――――――――――――――――――
<現預金>
現預金はインフレに弱いか? というと、必ずしもそうは言えないデー
タもありますが、インフレ率を上回る収益の獲得は期待しにくく、また、
ペイオフの解禁により、金融機関の倒産リスクを預貯金者が負うことと
なります。
<外貨預金>
急速に円安が進んだ場合のリスクヘッジとして、外貨資産を保有するこ
とは資産保全として有効ですが、常時は金利から受けるリターンよりも
為替変動によるリスクが高い点に注意が必要です。また、外貨預金につ
いては預金保険保護制度の対象外となります。
<生命保険(養老保険、学資保険等)>
契約時の予定利率で長期間固定されます。また、中途解約時等の元本割
れと保険会社の倒産リスクに注意を払う必要があります。
<債券(国債、公債、社債)>
満期まで保有すれば、発行体が破綻しない限り、元本が保証されます。
一般的に発行体の信用力が高いほど、利回りは低くなります。
<株式>
企業の業績・評価により、株価が変動し、配当が増減します。また、景
気動向や市場の需給関係など様々な要因により株価は変動します。
<金>
それ自体がリターンをもたらすものではなく、需給バランスにより評価
が決められるため、景気や経済情勢に影響を受けます。
<不動産>
定期的な賃料があれば、安定した収入を得ることができます。価格は需
給バランスにより形成されるため、景気の動向に左右されやすくなりま
す。また、流動性は一般的に他の金融商品に比べて劣ります。
<投資信託>
組み入れる資産の配分により大きく商品性が異なり、安定的に運用する
ものから値動きの大きいものまで様々です。関係する金融機関の倒産リ
スクを回避する仕組みを持っています。
上記のように、検討していくと、商品の特性や仕組みという点で投資信託
を活用していくことが有効であると考えられます。
次回は投資信託の特徴と、運用手法の一例〜株式市場の上下に関係なく、
安定してリターンを得られるような運用手法(オルタナティブ投資)〜に
ついてお伝えしていきます。
2004.09.23 FZCN-News(第23号)より |