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今回はアクティブ運用の中でも、『グロース運用』と『バリュー運用』についてお伝えします。 |
前回、ベンチマークを基準とした、「アクティブ運用」と「パッシブ運用」
という運用スタイルについてお伝えしましたが、今回は、このアクティブ運用
の中でも、『グロース運用』と『バリュー運用』についてお伝えします。
■グロース運用
将来の成長が期待できる株式、いわゆる「成長株」で運用する手法。
「成長株」とは、一般的に、PER(株価収益率)やPBR(株価純資産倍率)
の高い銘柄を指します。
○PER(株価収益率)=株価÷1株当たりの当期純利益
⇒PERは、1株当たりの利益に対して、株価がどの程度の水準か、を示す。
例えば、1株当たりの利益が40円で、株価が1,200円の場合、そのPERは
30倍です。つまり、その会社の30年分の利益を買っている、ということに
なります。
よって、一般的に成長性が期待できそうな企業ほど、利益の割に株価が高
くなる傾向がありますので、PERも高くなる傾向があります。
○PBR(株価純資産倍率)=株価÷1株当たりの純資産
⇒純資産とは企業の持つ総資産から負債を差し引いた金額で、PBRは1株
当たりの純資産に対して、株価が何倍に買われているか、を示します。
よって、PBRが1倍の時は、その企業の株価が資産価値と同水準となり
ます。つまり、理論上、企業が解散した場合でも、投資金額はそのまま戻
ってくることになります。
よって、その企業の成長性が高く評価されている時には、PBRも高くな
ります。
■バリュー運用
株価の割安さに着目して、いわゆる「割安株」で運用する手法。
「割安株」とは、本来の企業価値よりも株価が低くなっている株式のことで、
成長株とは逆に、PERやPBRが低い銘柄を指します。
(文:井戸里恵)
2004.12.16 FZCN-News(第35号)より |