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できる!貯蓄講座
ゼロから始める海外投資(6) : ヘッジファンドは悪者か?(1)
2005/01/06

「市場を荒らす悪者」「ハイリスクハイリターン」というイメージが強い「ヘッジファンド」についてお伝えしていきます

今回は、前回お伝えした「オルタナティブ投資」の一種で、「市場を荒らす
悪者」「ハイリスクハイリターン」というイメージが強い「ヘッジファンド」に
ついてお伝えしていきます。

○ヘッジファンドとは・・・
  前回お伝えした「オルタナティブ投資」(常に収益の獲得を狙う運用)の
  一種ですが、「ヘッジファンド」と一口にいっても、様々な運用スタイル
  があります。大別すると、リスクの度合いに応じて、以下の3つの戦略に
  分類することが可能です。

1)相対価値(レラティブ・バリュー)戦略 
  わかりやすく例えるなら、大根1本が東京では180円、大阪では150円で売
  買されていたとします。この場合、大阪で買って、東京で売れば、1本に
  つき30円の利ざやが得られます。
  関連する銘柄間に存在する非効率な価格差を収益の源泉とする戦略です。

2)イベント・ドリブン戦略
  企業の買収や合併、分割などの際の誤った市場価格を収益の源泉とする
  戦略です。

3)オポチュニスティック戦略
  ファンドマネージャーの株式・債券・通貨等、市場変動性に対する見通し
  が収益につながるように運用していく戦略です。

ヘッジファンドと言うと、リスクが高いというイメージをお持ちの方が多いと
思います。確かに、オポチュニスティック戦略を中心に大きなレバレッジ
(注1)を利かせていたり、デリバティブ商品(注2)で運用していたりするため、
ファンドの価格の変動は大きなものとなります。しかしながら、そういった一
部のファンドを除き、その名前の示す通り、価格変動ななどによるリターンの
ブレを回避(ヘッジ)しながら、リターンを追及する運用をとっています。

(注1)レバレッジ
     先物取引やオプション取引といったデリバティブ商品へ投資を行い、
     少額の資金で何倍もの投資成果を狙うことを言いますが、同時にリス
     クも大きくなります。
(注2)デリバティブ商品
     金利、為替レート、株価などの変動リスクを低下させるために設計さ
     れた複合金融商品で、代表的なものとして下記のものが挙げられます。
    ・先物取引
     その元になる金融商品について、将来売買を行なうことをあらかじめ
     約束する取引
    ・オプション取引
     将来売買する権利をあらかじめ売買する取引

 次回は、「ヘッジファンド」のイメージが悪い理由と、注目されている理由
について探っていきます。

2005.01.06 FZCN-News(第37号)より


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