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MMF(追加型公社債投資信託)のしくみとメリット・デメリットをご説明します。 |
『初めての投資信託』ということで、投資信託の基本についてお伝えしてきま
したが、今回からは主な商品のしくみとメリット・デメリットについてお伝え
します。まず、今回はMMFです。
MMFとは、マネー・マネージメント・ファンドの略で、追加型公社債投資信
託の一つです。公社債投資信託ですので、株式は一切組み入れておらず、
国内外の公社債(国債・地方債・政府関係機関債・社債)や、CP、CDなどの
短期の金融商品を中心に運用されるため、リスクを押さえて安定した収益を
めざす投資信託といえます。
■メリット
運用期間は無制限で、1円(1口)以上1円単位での申込が可能と、自由
度が高い投資信託です。
また、通常の投資信託は年1回決算であるのに対して、MMFは毎日決算
を行うしくみになっています。毎日の決算での分配金はその都度支払われ
るのではなく、毎月末にまとめて再投資するので、複利効果が期待できま
す。
■デメリット
換金手数料は無料ですが、買付日から30日未満の解約は、1万口につき10
円の信託残高報酬額がかかります。ちなみに、解約した場合の代金の支払
は、キャッシング制度により当日の受取が可能です。キャッシング制度と
は、本来、解約請求日の翌営業日に支払われる代金について、解約請求日
の支払を可能とするために、証券会社が解約代金相当額を貸し付ける制度
です。貸付限度額は、500万円以内で証券会社が定める額となり、それ以
上の場合は、解約請求日の翌営業日の支払となります。
投資信託の中では比較的リスクが少ないMMFですが、2001年秋、米エンロン
破綻の影響を受け、元本割れを起こしたことがありました。MMFは、低リス
クで利便性のある商品ですが、購入する際には、どのような公社債で運用され
ているのか確認することが大切です。
(文:井戸里恵)
2005.01.06 FZCN-News(第37号)より |