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不動産投資信託(J−REIT)のしくみとメリット・デメリットをご説明します。 |
不動産投資信託とは、多くの投資家から集めた資金を元手に、オフィスビル、
商業施設、賃貸マンションなどの収益不動産に投資し、賃料や売却益などの運
用益を、投資家に分配する投資信託です。
賃料収入を主な収入源とするため、安定した収益、相対的に高い配当利回りが
期待できます。また、株式に比べて値動きは穏やかで、数少ないミドルリスク
・ミドルリターン型の商品として、人気を集めています。
ビルや住宅などの不動産を、株式や社債などと同様の証券に変換することを
不動産の証券化といいます。この投資証券が、証券取引所に上場され、株式と
同様に4桁の証券コードが割り当てられ、価格が公表されます。売買注文方法
は、指値注文も成行注文も可能です。
■メリット
不動産を証券化することにより、これまでは数千万円の資金が必要で、個
人では困難であった不動産投資が、数十万円から行うことが可能となりま
した。また、不動産投資信託に投資する、ファンド・オブ・ファンズ形式
の投資信託も登場しており、不動産投資信託よりさらに少額の1万円から
投資できる商品もあります。
不動産投資信託は、株式や債券とは異なったリスク・リターン特性を持ち、
相関(連動性)が低いといわれています。そのため、投資家は、ポートフォリ
オに不動産投資信託を組み込むことによって、分散投資を図ることができます。
■デメリット
不動産投資信託は、利回りや、元本が保証されている商品ではありません。
不動産の賃貸市場や売買市場の動向によっては、不動産価格や賃料相場の
下落により、元本が割れる可能性があります。
また、テナントの退去、物件の老朽化、地震その他の災害など、不動産特
有のリスクも存在します。
『初めての投資信託』と題して全13回にわたり、投資信託の基本から主な商
品についてお伝えしてきましたが、いかがでしたか?「資産運用をはじめたい
んだけど、どうしたら良いのかわからない…」という方、まずは投資信託をは
じめてみてはいかがでしょうか?
(文:井戸里恵)
2005.01.27 FZCN-News(第40号)より
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