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前回に引き続き、葬儀にかかわる費用のデータを見ていきます。 |
前回に引き続き、平成13年度 東京都生活文化局の「葬儀にかかわる費用等調
査報告書」より、お葬式に関するデータをご紹介します。
皆さんはこの1年間にどなたかの葬儀に参列をしたことがありますか。
この1年間に自分の周りであった葬儀への参加状況を聞いたアンケートによると、
72.0%の人がお通夜や告別式に参列しているという結果になりました。
年代別で見ると20代ではこの1年間に葬儀に参列したことのある人の割合は27.5
%ですが、年代が高くなるほど増加し、70代以上では85.7%の人がこの1年間で
葬儀に参列をしているという状況なのです。
さて、時代の流れの中で、現代の葬儀への希望も大きく変わってきています。
皆さんは自分のお葬式について考えたことがありますか?最近では葬式を自分
らしくと考える人が増えてきています。
「華美で社会的儀礼としての葬儀」より、家族・親族・友人など生前親交があ
った方々を中心にお見送りするという傾向が見受けられます。最近は特に規模
・費用も大きくせずに簡素にあげたいという声が多いようです。
≪ 自分の葬式の希望様式 ≫
形式にとらわれないで行って欲しい 46.6%
伝統的な様式で行って欲しい 19.0%
考えた事がない 16.4%
お葬式はやって欲しくない 9.1%
その他 8.4%
無回答 0.4%
≪ 自分の葬儀の規模について ≫
親しい人とこぢんまりとして欲しい 59.1%
行って欲しくない(家族だけで埋葬) 13.8%
多少のお金はかかっても人並みにして欲しい 12.6%
お金をかけてでも立派にして欲しい 0.3%
考えた事がない 8.9%
その他 3.3%
自分の葬儀の規模との関連で見ると、「人並み」を希望した人の7割以上が「伝
統的な様式」での葬儀を望んでおり、「こぢんまり」を希望する人の6割以上が
「形式にとらわれない」葬儀を望んでいます。
いつかは必ず訪れる葬式ですが、自分の葬式のために何かを準備している人は
34.4%にすぎません。逆に、準備をしていない人は64.8%となっております。
実際、もしものときの準備には、生命保険に加入をしたり、遺言を書くなどの
準備がありますが、まずは、自分がどのような葬式をあげてほしいのか、その
内容をノートなどに書き残しておくとよいでしょう。例えば、宗教・宗派から
戒名、葬儀の進行や費用のこと、遺影の写真、挨拶して欲しい人などについて
書いておきます。特に、死後連絡をお願いする友人の名簿一覧を作成しておく
と、残された家族の役に立ちます。簡単な方法としては、受け取った年賀状を
「すぐに連絡する人」、「挨拶文を出せばいい人」などに分けて、束にしてお
くのも方法の一つです。
また、お葬式をあげるのは残された家族なので、内容を家族と話し合っておく
ことが、何より重要です。お葬式には、単に死者をあの世へ送るという以外に、
残されたものの悲しみを癒したり、社会的なお付き合いを整理するなどの意味
も含まれています。一度、家族と葬式について話し合われてみてはいかがでし
ょうか。
将来も安心して暮らせるよう、少しでも、もしものことを考えてみることが大
事です。
2005.03.17 FZCN-News(第47号)より
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