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住宅展示場やショールームでの“見る”ポイントをご提案します。 |
前回まででは、ウンチクを云々書きましたが、今回は家づくりを考える方は一
度は訪れるでしょう、『住宅展示場』『ショウルーム』について。
展示場・ショウルームには、カタログやチラシといったものからだけでは感じ
取ることのできない『感覚』や『エッセンス』を得ることができます。
せっかくの休日(仕事中にコッソリ?)を割いて行くのですから、ただ何とな
く『ふ〜ん』で終わったり『営業マンが食い下がってきたなあ』では勿体無い
ですね。
営業マンやスタッフの女性に誘導されるままに見るのではなく、自身の普段の
生活を重ねながら見て行きましょう。
すると、現在不満に思っている部分、例えば収納スペースや生活動線で改善し
たい部分が見えてきます。
『ここに扉があったら直接洗面所に入れて洗濯が楽になるのに』というように
ドア一枚のことで時間の効率化が図れます。それをイメージしてください。
そこで展示場・ショウルームを見るにあたって提案が2つあります。
一つ目はキッチンや洗面台といった設備・備品は必ず触れてみましょう。
特に食器棚は引き出しに工夫がしてあって、引き出しのスプーンやフォークを
取り出すときに上部に引っかからないもの、そうでないもの等違いが分かりま
す。新築時に造り付けで採用したカップボードだが、見た目はいいが意外に浅
くてモノが入りにくかった、生活が始まったらゴミ箱を置くスペースが無いこ
とに気づいた、でも今さら取り替えられないし...では困りますね。
取っ手一つでもそうです。タテについているのかヨコについているのか、で握
りやすい、握りにくい、と大きく異なります。
二つ目は、事前準備になりますが、新居に入れる予定の家具の寸法を測ってお
く事。ソファやタンスは勿論、ダイニングテーブルは千差万別で、4人掛・6
人掛で寸法が異なるのは分かるとして、同じ4人掛でも外国人向けの寸法の輸
入家具だと6人掛と変わらない大きさだった、という事があります。小柄と言
われる日本人用のイスならいいのですが、体のワイドな方が多い外国ですと、
イスも幅広になりますので、必然的にそれを収納するテーブルも大きくなる、
というもの。メモ程度で結構ですので、『家具名』と『タテ×ヨコ×高さ』を
書いて持って行きましょう。これだけのことですが『ウチの家具は...』と
置き換えて考えるでしょうから自然にイメージが湧いてきます。
また、タンスは扉を開ける時に必要な寸法で測っておきましょう。
和箪笥に多く見られますが、外観上の問題なのか、蝶つがいが内側にある場合
は要注意。壁際に置いたら片側の扉が全開しなくて中段から下にある和装用の
引き出しが出てこない、仕方が無いから洋タンスと和箪笥を左右入れ替えたけ
ど、ベッドや鏡台やら入った後なので作業が大変だった、なんて例が実際にあ
ったそうです。
ちなみにメジャーはスタッフさんが持っていますので、わざわざ用意していか
なくても『ちょっとココとココ測って。』と頼めば測ってくれるでしょう。
気合を入れて金属製のコンベックス(メジャー)を持って行ったはいいが、展
示場の家具や調度品を傷つけて非常に気まずくなってしまっても宜しくないの
でスタッフさんにお任せしましょう。それが話すキッカケにもなりますから。
総合展示場は集客のため、色々なイベントを企画しています。
子どもが喜ぶキャラクターショウが多いでしょうが、お父さん・お母さんは、
上の2点を意識して足を運んでみては如何でしょうか?
(文:荻迫聡)
2004.10.14 FZCN-News(第26号)より
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