 |
 |
よく「木造は鉄筋よりも弱い」と思われがちですが、一方で100年を超える木造建築も珍しくありません。本当に弱いのでしょうか? |
各構造の特色について順次簡単にお話ししていきます。
より納得したい方は詳しい建築士にお尋ねいただくのが宜しいかと思います。
(木造)
我々にも馴染みがあり、よく見かけます。大きな地震があると木造家屋の倒壊
が報道されますが、それを一見して『木造は弱い』と括ってしまうのは勘違い
でしょう。数は他の構造に比べ多く、昔から存在している木造建築も多数あり、
それらのうち倒壊したものは老朽化していたり、建築基準法に定める耐震基準
に合致していなかった、或いは適切な位置に耐力壁が配置されていなかった、
地盤補強がなされていなかった、といったものが殆どでしょう。
本来、木造は他の構造に比べて軽いので建物総重量は小さくなります。
軽いものと重いものでは地震の与える影響力はどちらに大きく働くか、という
と後者ですので、適切な位置に耐力壁が配置されていていれば大丈夫なのです。
次回述べる鉄骨も同じように軸組み構造であれば同じことが言えますので
『木造だから』『鉄骨だから』という違いは素材では現れないことになります。
(文:荻迫聡)
2005.03.24 FZCN-News(第48号)より
|