社員用冊子作成を提案
就業規則とセットで
人材確保・安定化促進 親しみやすさ重視
名南経営センターグループ(名古屋市熱田区神宮二ノ三ノ十八、影山勝行代表、電話052・683・7539)は今年から、リスク対応型就業規則の整備とセットにする形で、従業員ハンドブックの作成を提案していく。労働トラブルの増加傾向に備え、就業規則をより厳格化していくのと並行して、分りやすく親しみやすいハンドブックを作り、従業員が安心して仕事に集中できる環境構築に役立てていくのがねらい。三月に名古屋地区で第一回の提案セミナーを行うのを皮切りに、東京、大阪でも開催していく。
労働安全配慮の強化やメンタルヘルスへの関心の高まりなどから、人事労務を取り巻く環境は大きく変化。このため、いざという時に備えて、法的対抗力の強い就業規則を整備することがトレンドとなっている。
しかし、「社員の立場からは内容の難しさばかりが目立ち、違和感を抱かれがち」(大津章敬・人事コンサルティング部門マネージャー)なのも事実。これを解消するため、就業規則の整備とワンセットで、親しみやすい従業員ハンドブックを作り上げる手法を提案していくことにした。
すでに、企業が導入する際のたたき台となるサンプルを作成。就業規則では、例えば詳細な服務規程を定めるなど、さまざまなリスクを想定した内容になっている。これに対して従業員ハンドブックは、就業規則のほかにも、経営理念や社内ルール、利用できる福利厚生などを盛り込み、親しみやすい言葉で記しているのが特色。
第一回セミナーは、三月十七日午後一時から名南経営本館研修室で開催。主な対象として、従業員数五十人以上の中堅企業や社会保険労務士などを想定している。
受講料は二万円。「人手不足の深刻化から、安定的な人材確保への関心が急速に高まっており、ハンドブック作成は従業員の安心感醸成に役立てることができる」(同)としている。 |